【白の平民魔法使いを読んでみた感想・レビュー】

こんにちは、てくてくです。

今日から滋賀とは関係なく、よかった物(商品や小説など)を自由にご紹介します。興味のあるジャンルがあれば、ぜひ読んでみてくださいね。

 

さて今回レビューするのは、小説家になろうで連載中のファンタジー系ラノベ小説「白の平民魔法使い」です。

バトルメインの青春異世界ファンタジーで、ちょっとした恋愛要素もはさみつつ、かなりワクワクさせてくれる小説でした。

書籍化もされていますし、個人的にかなりいいラノベだったと思います。

個人的な評価は★3.9です。

ファンタジー小説が好きな方は、ぜひ読んでみてください。

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評価基準について(★5.0満点)

★4.5~5.0 :超おすすめ。非の打ちどころが見つからない圧倒的良作。全員もれなく読め。
★4.0~4.4 :おすすめ。ジャンル屈指の良作品。あまり読まないジャンルだったとしても、ぜひ読むべき。
★3.5~3.9 :結構おすすめ。紹介小説のジャンルが好きならぜひ読んでほしい。
★3.0~3.4 :普通。紹介小説のジャンルが好きな方は、読んでもいいかも。
★2.5~2.9 :個人的にはおすすめしない
★2.4以下   :絶対におすすめしない

小説情報

魔法使い。 それは魔法を駆使して戦い、守り、救う超越者。 だが、魔法使いの世界は才能が物を言う。長く続く魔法の歴史は才能ある一族だけを拾い上げ、今では魔法使いは貴族のみとなった。 ここマナリル国でもそれが常識。 マナリル国有数の教育機関であるベラルタ魔法学院には今年も優秀な魔法使いの卵が集まっている。 そう、一人を除いては。 一際目を引く素朴な少年。 煌びやかな世界とは無縁の田舎者。 そこにいたのは学院唯一の平民だった。 “魔法使いになりたい” 魔法になりきれない魔法の使い手による夢を叶える物語が今始まる。 ※この度KADOKAWA様から書籍化する事となりました!11月13日発売です! ♢ 第五部完結しました! 第一部『色の無い魔法使い』完結。 第二部『二人の平民』完結。 第三部『初雪のフォークロア』完結。 第四部『天泣の雷光』完結。 第五部『忘却のオプタティオ』完結 第六部『灰姫はここにいる』更新開始までお待ちください。 王道ファンタジー、だと思います。」

引用:白の平民魔法使い

作者はらむなべさん。Twitterもされているので、気になる方はフォローどうぞ。

Twitter⇒https://twitter.com/syawanonegai

実際に白の平民魔法使いを読んでみた感想・レビュー(ネタばれなし)

僕がこのレビューを書いているときは、第五部『忘却のオプタティオ』が完結した後くらいです。

ネタバレなしなので、少しぼやけたレビューになりますがご承知おきを。

総評

貴族しか魔法使いになれないといわれる世界で、平民であるアルムが魔法使いを目指す物語。なぜ魔法使いを目指すことになったのか、その動機がシンプルであるが故に感情移入しやすくていいですね。

また、魔法使いとしては出来損ないと自称するアルムですが、欠陥故にうまく利用し、突き抜けた特徴を持っているところが主人公の魅力になっていますね。

またファンタジー系小説は世界観にどれだけ自然に入り込めるかが個人的には重要で、その点も秀逸でした。

 

登場自分つについては、しっかりとキャラ立ちしており、連載とともにキャラがブレることもなくしっかりと芯のある描写になっているのも魅力。

「ミスティ(登場人物)だからこそ、こういう行動をとった」

そういったそのキャラ故の行動などもその世界観に入り込める一つの要因になっているかなと。

 

またファンタジー小説には当然ある魔法の解釈も斬新でありながら、理解しやすかったのも面白い。

魔法の強さを「現実への影響力の強さ」と表現して、その強さを高めるためには魔力の多さだけではなく、

・使用者の思いの強さ
・他社が自分のことをどうとらえているか(信仰や畏怖など)

など複雑でありながらも、ワクワクできる描写になっているとこもすごくいい。

 

この作品は、

・魔法系王道ファンタジーが好きな方
・困難にたちむかう青春バトル小説が好きな方
・徐々に人々に認められヒーローになっていくのが展開が好きな方

こういった方たちにおすすめですよ。

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